世の中の人が日本の製造業が元気がないとか言ってる件について

なんか、最近日本のメーカーが競争力がないとか、ヒット商品がないとか言ってる人がいるけど、
円高だったので競争力が弱くなったとか円安で競争力が出てくるとか一喜一憂したり、アベノミクスとか
で競争力が出てくるとかこないとか言ってるけど、ほんとにそう思っているのかなあ?本気?


えー、自分は違うと思うけど。


そういう人が元気だったとか言ってるのはきっと高度成長とかの時代を念頭に置いて考えてるんだと思うけど、
あの時代は、日本がまだ世界に認められていない時代で、外国のコピー商品みたいなものを作ってるとか陰口を
たたかれて、企業もまだ規模がそんなに大きくなくって、だから、世界に認められるような商品を作ろうとか、
世界をあっと言わせるような商品を作ろうとか思って作っていたから、コストを度外視しても新しいもの、世界
に認められるものを作っていたんだと思う。元々、世界的には認知度が低かったから、世界に認められるために
死に物狂いで、心血を注ぎ込んで商品を作っていたんだと思う。


そういう企業も大きくなっちゃったから、今では、国際的な競争力やコスト的な効率性を考えて、売れるもの、
大きい組織を維持していけるような利益を出す商品を作らないといけなくなった。つまり、そういう立ち位置
で作られた商品は、面白味よりもみんなに受け入れられるような性質をもったものになりがちだと思う。


大企業は失敗したら、何万人もいる社員が路頭に迷ってしまうわけなので、イチかゼロかみたいなギャンブル
みたいなことはなかなかできないと思う。なので、数を売って利益を出す商品を作る必要がある。
今のメーカーの使命を考えると、新しいヒット商品がボンボン出てくるとかって時代は来ないのではないか
って思うんだけど。。。どう?


自分的には当たり前で至極まっとうなことをいっているつもり。


まあ、そんなとこ。