クーリエ・ジャポンのレビューコンテストに応募してみた

レビュープラス【R+】 ってサイトに登録しておくと、
一般のブロガーさんに書評をして欲しい企業からレビューの依頼が来るのを、知り合いのブロガーさんから教えてもらったので、
自分も登録していたんだけど、今回、ツイッター記事なんかも出ているクーリエ・ジャポン8月号のレビューコンテストがあったので
応募してみた。

クーリエ・ジャポンはフランスの雑誌クーリエの日本版で、外人向けに書かれた日本の記事や世界中のクーリエのネットワークから
世界のいろいろな国の諸事情を紹介しているの記事なんかで構成されている講談社の雑誌。

フランスの雑誌だけど日本発みたいなハイブリッドな雑誌だね。

パラパラッと読んでみて気がついたのが、下記の内容。
・最近、WEBソースの画面に1〜2ページの情報や紋切り型の ライフハックみたいな情報が多かったので、しっかりした議論をわり
 とわかりやすい言葉で書かれた記事に情報の深さを感じた。
・どうしてもアメリカちっくな視点で物事を考えることが多いので、ヨーロッパ的な視点は結構斬新。
ツイッター記事などが紋切り型で表面的な内容ではなく、かなりいろいろな角度からまじめによく論じられている。
・いろいろな国のニュースが出ていて、日本のTV、雑誌では紹介されない国の情報も多く、今までにない視点の情報を入手できる。
・色々な視点からの日本の記事も多角的な視野から日本の姿とかを再認識できる。ちょっとヘンだねみたいのも、外国の視点から
 見て気がつくことも多いカモ。 
などなど。

例えば今月号のツイッター記事で出てくる【アンビエントアウェアネス】っていうキーワード。
ツイッターのつぶやきは短くって言葉足らずだけど、その人が今、面している場の空気、状況などが伝わることでその人の生活スタイルや
その人の醸し出す空気のようなものを感じとることができて、ツイッターを通じて自分に近しい人を見つけたり、友人にふさわしい人を
探したりできるといったキーワードはなかなか的を得ている気が。

自分もツイッターを通じて遊びに行ったり、コンサートに参加したりした経験があるけど、MY SPACEで気に入ったミュージシャンの
コンサートに行くのとは違って、好きなサウンドのミュージシャンではなく気の合う人とか気になる人のコンサートに参加する感じで、
その人対する親密度がより近しい感じで参加できると思う。

この辺がよくあるような表面的とか紋切り型の記事とは違って、情報に深度のあると思った所以か。

世界の記事もインドの恋愛自由化、インドネシア泥火山泥火山なんてハジメテ聞いた)、フィリピンの出稼ぎ事情、
モンゴルの家畜の大量死、香港の鳥インフルのリスクとかユーロの通貨危機に面しているユーロ圏の各国の諸事情、
イランのコスメ事情なんて、なかなかこの手の情報は日本のテレビ、雑誌で紹介されないよね。

色々知らない情報が詰まっていて、こむずかしくなく解説されていて、いい雑誌だね。

まあ、そんなとこ。

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 08月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 08月号 [雑誌]