ある女性小説家さんのトークイベントに参加して変な電波を受信してしまった件

先日、とっても好きな女性小説家さんのトークイベントに参加した。
好きな小説家さんの話をたっぷり聞けて充実した時間をすごして楽しかったんだけど、ファンだからこそ
かぎ取ってしまう部分っていうか、直接本人が語っているわけではないけど、コトバの端々とか行間とか
から感じ取れる電波のようなものを受信してしまったような気がする。


単なる勘違いかもしれないので本人を特定できるような情報は隠ぺいして、あと、自分の妄想を膨らませた
部分をバイアスして書いてみたいなって思う。


最初に書いておくけど、自分的にとっても好きな小説家さんなので、悪く言おうとしているわけではない。
そこのところは勘違いしないで欲しいです。


1.女性小説家さんは自分が女性ならではのオリジナリティーを持っていると自負している反面、そういう
  ものをウリにしていることにコンプレックスを持っているのではないか。


  昨今、男性の小説家さんより、女性の小説家さんに光が当たることが多いので、結果的には、文壇に
  女性の小説家さんが増えて、今まで男性が書かなかったような表現とか感性とか視点で小説を書いて
  いるけど、そういう同業者が周りに増えてくると、いろいろなタイプというか、いろいろ人によって書く
  スタイルは違っているけれども、そちらがスタンダードになってしまって、結果的に、他の同業者に
  比べて自分が独創性を十分に発揮できていないとか、逆にそういうものをウリにしてしまうことで個性
  が埋没してしまうとかコンプレックスを感じているのではないかみたいなこと。


  あんまりうまく表現できていないけど。


  あるいは、そういう女性ならではの独創性をウリにすることが、目指すべき小説の完成型から見た場合
  邪道なんではないかとか。そういう視点は女性性から発揮されるものなので、自分が考えたというより
  は、自分が女性であるという生い立ちから備わったスペックのようなものなので、理想の小説を目指し
  ているような向上心の高い作家さんであればあるほど、そういうものに頼らず、書くべきではないかと
  感じているのではないか。


  もっと言えばそういったもので、食っていけるのかとか、ある程度評価された小説家さんだと人気を維持
  できるのかというような不安を抱いているのではないか。周りに女性の同業者が多い中で差別化できる
  のかなどの不安を感じているみたいなこと。


2.賞を受賞したからと言って、ずっと食べていけないのではないか


  これは、女性だからと言うわけではないけど、昨今の文学賞の評価が昔とは違って何か賞を受賞したから、
  本の売り上げが上がるとかこの先ずっと食べていけるような評価とはなっていない。自分もこの先、小説
  で食っていけるのかっていうような不安を持っているのではないかって感じているのではないか。


  でも、自分が受賞したのが女性的なオリジナリティの部分って感じている小説家さんだと、そういったもの
  をウリにしていることに疑問を感じた場合や、そういったものに頼らず書こうと思った時に、受賞持の評価
  を否定することになってジレンマに陥ってしまうかもね。


  あとは、例えば収入の比率が雑誌のエッセイなんかにシフトしてしまって、このままそういうところで勝負
  していていいのか、自分の目指すべき道は他にあるのではないかみたいな悩みもあるかも。


  でも、エッセイの収入が高いかどうか実際には知らないので、勝手な妄想かもしれないけど。


3.この先も自分のスタイルを維持すべきか、新しいものに挑戦した方がいいのか


  これも、どっちかっていうと、クリエーターの悩みに近いかもしれない。けれども、前の項番と同じで自分
  が評価された点に女性ならではのオリジナリティの要素が多いなって感じている小説家さんの場合は、
  とっても悩むのではないか。


  そういうものを捨てて新しいものに行くべきかとか、そういう要素は、実はレベルアップしていく中で卒業
  しなければいけないのではないかとか悩んでいるのではないか。


  理想の小説、神様の領域、(AKBでいうところの神セブン?)を目指していくと、次のステージに行ける
  人数はだんだん少なくなる。女性性のようなものは、初期段階ではいいけど一歩踏み出す際には、そう
  いったモノに頼らずに行くのか、そういったものを強みとしてより磨きをかけるのか、なんかハイブリッド
  型のような形を目指すのかみたいな感じ?うまく言えないけど。


そんなところをかぎ取ってしまった。なんとなく言いたいことが伝わればいいかなって思う。


文章的に稚拙なので、とりあえずアップしておくけど、少しずつ加筆したり修正したりしていくつもり。
でも、自分的には限界かな。これ以上はうまく言えないと思う。(わら)


後は筆の立つ人にもう少し的確に書いてもらえたらいいなとか思ってるんだけど。


まあ、そんなとこ。