森高千里 You Tubeセルフカヴァー公開収録に行ってきた

昨日は横浜BLITZYou Tubeセルフカヴァー公開収録に行ってきた。
公開収録っていうのは、森高さんがYou Tubeで自分の曲を200曲セルフカバーしている企画の一環として、収録シーンを公開収録というもの。
加えて最後にミニコンサートをするという内容で、要は本人もライブとかコンサートをやるのは久々なので、リハビリを兼ねたような企画みたいな感じなんだろうね。


森高さんのコンサートは、ミーハー〜ストレス〜非実力派宣言〜古今東西のあたりに行ってて、当時はバブル末期で、森高さんもディスコサウンドみたいなところから始めて、
最初はあまり他の人と変わり映えしないサウンドだったんだけど、なんかミーハーとかストレスとかあたりから本人も作詞とかしたものもあったと思うけど、変な面白い歌を
歌っていた時期っていうのがあって、多分、森高さんもこの頃がイチバン楽しかったんではないかって勝手に想像しているけど (わら)


当時は学園祭とかにも出演していて、美脚でミニスカでみせパンとかチラチラ見えるような歌とか、激しいダンスの曲とか歌ってて、その後も、私がおばさんになってもとか
ハエ男とか変な歌歌ってて、健康的なセクシー系でオモシロ系みたいな個性際立つ存在だった。当時、レーザーディスクとかがちょうど出回った頃でPVとかコンサート映像とか
はかなり売れたのではないかって思う。


今回のイベントは、You Tubeの公開収録が2時間、ミニコンサートが1時間っていう内容だった。


公開収録の方はグリーンスクリーンをバックにカラオケに合わせて歌って、その後、録音した曲をバックに本人がドラム演奏して音を合わせるみたいな流れで進んだ。
森高さん、声もしっかり出てたし、自宅にドラムセットがあるらしいけどドラムも上手だった。元々ソツのない人ってイメージだったけど、器用だよねえ。
歌やドラムは何回かNG出してたけど、まあ、お約束だし、盛り上がったりして良かった。
「New Season」、「ロックンロール県庁所在地」、「GET SMILE」、「17才」の4曲だっけ?


You Tubeの人が司会についてて、森高さんにいろいろ話を振ってたけど、森高さんは歌ったり、ドラム叩くのに集中していたので、「疲れた」とか指でOKとかリアクションが
薄かった。トークの人ではないのでしょうがないかな。 (わら)


お客さんも歌に合わせて掛け声とかフリもしてて、昔を思い出したりしてまあそれなりに楽しめた。


その後、世の中に出なかった幻の曲とかの歌を流して、ミニコンサートに。


「私がオバさんになっても」は本当は違う曲だったということで原曲バージョンとか「道」、「気分爽快」と、もーっと私見て〜って歌う「見て」と「ララサンシャイン」と
「コンサートの夜」とあとなんだっけな。後で、他の人の見て追加しておく。(わら)


スローな曲はちょっと知らない曲もあったなあ。初期のファンなので気分爽快はフリがわかんなかったので、周り見てそれなりに。(わら)


時間は短かったけど、昔をなつかしく思い出しながら楽しめた。


森高さん、もーっと私見てとか若い頃の曲を、シレッと歌うあたりはさすが。ママとか感じさせないし、40歳超えとは思えない健在ぶり。


でもでも、実はちょっと心配もしている。何年ぶりのコンサートなので同窓会とおんなじで懐かしむにはいいけど、今後っていうのを考えると、悲しいけど自分たちみたいな
初期のファンだけではやっていけないんじゃないかなとか実は感じてる。


っていうのは、自分は高音の女性シンガーの人を好きなので、休業した後、曲を聴いてファンになった斉藤由貴さん、トーレ・ヨハンソンさんの曲を歌っていた頃からの曲や歌が
好きになって25周年目にMUSIC&MEっていうステキなアルバムを出した原田知世さんの25周年記念コンサートっていうのに、それぞれ何年か前に行った。


その時感じたのは、斉藤由貴さんはやっぱり育児明けで今回みたいな古いファンが多い同窓会みたいな感じだった。


斉藤さん自体、軸足は女優業においていて、歌の方は一回でいいって感じだったので、同窓会っぽくってよかったんだと思う。
まあ、もしかしたら歌手の可能性を図ったかもしれないけど。


原田知世さんはスローな曲からバブル期はディスコっぽい曲を出して、その後イメージチェンジを図って、トーレ・ヨハンソンさんとかと組んだり、細野晴臣さん他とバンド組ん
だりして音楽性を高めて、大人の曲みたいなもを歌って現役でしっかり活動している。なので、コンサートには若い女性のファンなんかも結構いたりして、両者のファン層は
だいぶ違っていたと思う。森高さんも活動するんだったら、アイドル路線みたいなものを維持はできないと思うので、新しいファン層なんかを開拓したりする必要が出てくると思う。


手っ取り早いのは、女性誌にエッセイとか書いてママドルみたいな感じで、女性受けするアコースティックなサウンドに転身したり、なごみ系みたいな曲出したり、あるいはママ
ドルだけどかっこいいみたいなポスト松田聖子みたいなポジション目指すとか、まあ、そんな感じか。


そうなったときには、若い女性には煙たい初期の男性ファンなんかは決別になっちゃうかもみたいな。。。


あとは、期待を込めて描くけど、森高さんのデビュー当時、女性アイドルはある事務所が独占していたなかでキッチリ売れた森高さんだからこそ、初期のオモシロい曲路線で古い
男性ファンのアイドルみたいなポジションでやってもらうとうれしいけど、大人向けアイドル路線っていうのは日本には誰もいないと思うので、新しいビジネスモデルみたいなのに
挑戦してくれると応援しちゃうけどなあ。別に大人の曲に転身してもいいけど、いずれにしてもなんか面白いことやってほしいなあ。


まあ、そんなとこ。

森高千里としか言えない

森高千里としか言えない