不安な時代なので、村上龍さんの初期の作品を読みたくなる
地震、原発事故、円高と、社会が下降線をたどっている今、なんだか村上龍サンの初期のエッセイが読みたくなる。
あとは、テニスボーイの憂鬱とか走れタカハシとかかな。
読むと落ち着くって言うか、音楽やら、テニスやら、レースやらに熱狂していた時代っていう空気感がいい感じなんだよね。
プチバブリーで気分が明るくなるっていうか、当時はこういう感覚がフツーだったと思うんだけどね。
上手く説明できないけど、ほめてる。 w
最近の村上龍さんはしかめっつらしい顔をして、「無趣味のすすめ」で、俺は遊んでないとか言ってたけど、
音楽とかスポーツとかいろいろなものに首をつっこんでいて、そんなことはないと思う。 w
それにしても、今はそういうものに熱狂する気にならないよね。なぜだろう?
あの頃は、朝、チュンチュンとかスズメが鳴いて、主人公がファーとかあくびをして、今日もいつもと変わらない退屈な
一日が始まるみたいなのが日常的な風景だった。
だいぶ様変わりしたなあ。
思い返してみれば、当時が特殊な時代だったんだろうね。
まあ、そんなとこ。
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