カルロス・カスタネダを100ページくらい読んだとこ

年が変わる感覚が年々稀薄になる正月休みだが、こういう時にこそしっかりした本を読みたいと思うものの
最近は本を読みたいって気分になるまで時間がかかるので、サンガニチの最終日昨日くらいからやっと読み始めた。

自分的にはカルロス・カスタネダドンファンシリーズをもう一回読み直すか、レヴィ=ストロースの悲しき
熱帯、ソローのウォールデン 森の生活あたりを読みたいと何年も思っているがナカナカその気にならないの
で、本はすでに電子化してキンドル3の中に入れてしまった。


そうした状況で島田裕巳氏のカルロス・カスタネダを読み始めた。

本の内容だがドンファンシリーズの解説本である。

冒頭は氏がドンファンシリーズに出会った経緯が書かれている。
私的な内容でやや暗めの独白を読んで、ページがなかなか読み進まないので挫折してしまうかと思ったが (わら)
本編に入ると、氏の分析に加えてドンファンシリーズからの引用が多いので、もう一回読んでいるのと同じ
具合に読めることがわかったので、とりあえず100ぺーじくらい読んだ。

カスタネダの生い立ちや当時のカスタネダの状況、ドンファンが実在するのかどうか当時取りざたされて
いたようだがそういった反響などの情報もインプットしながら、島田氏の分析を読みつつ、もう一回
ドンファンシリーズのおさらいをするというのも悪くない。

まあ、そんなとこ。