古典系の禁書に挑戦 〜夏休みの読書〜
今年の夏はごっそり本を買い込んで読んでるとこ。
Amazonで4冊、図書館で5冊、古本屋で5冊。
それぞれ、手に入りやすいもの手に入りにくいものがあるので、いろいろなところから買ってるけど、
特に図書館から借りたのは久しぶりだなあ。しっかりした古典作品が読みたかったから借りたんだけど
でも、意外と新しい本もあって侮れない。
借りた5冊のうちの古典系2冊を紹介。
(1) 孤独な散歩者の夢想/ルソー
ルソーの本を読むのは初めて。たぶん、最初はエミールとか読むべきなんだろうけど、
この本はルソーの本が宗教界から禁書になって逮捕状が出た後、孤独な晩年の話。
ルソーはカント、レヴィ=ストロース、デリダ、トルストイなどいろんな人に影響を与えている。
世界史や文学史ではあまり大きく扱っていないけど、結構、要の人の一人って思うなあ。
wiki読んでみたら人民に主権があるみたいなのを言ったのもルソーらしいね。
とりあえず、20ページくらい読んだとこ。文章が重いので一気に読むのはムリかなあ。
- 作者: ルソー,青柳瑞穂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
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(2) 北回帰線/ ヘンリー・ミラー
この本も昔から読みたいって思っていた本の一冊。奔放な性描写で発禁になった本らしいけど、
この本についての評論などで断片的にしか内容を知らない。
とりあえず読んでるけど、しっかりと構成された2段組の小さい文字でビッチリ埋まった小説。
こういう本格派の小説久々に読んだかも。これも20ページくらい読んだ。
- 作者: ヘンリーミラー,Henry Miller,本田康典
- 出版社/メーカー: 水声社
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: 単行本
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古典系は禁書を読んでるかもね。(わら)
禁書って言っても、現代ではもはや禁ずる必要のない内容なので、こういう本にはどう向き合って
読めばいいのかな。読みながら考えてみようっと。
この他に、GAWさんおすすめのレヴィ=ストロースの悲しき熱帯も読みたいけど、時間があるかなあ?
1週間で何冊読破できるか、ちょっとこの量は自信がないなあ。
とまあ、そんなとこ。